2010年5月26日水曜日

OutlookでGmailを使う

Googleメール(Gmail)は、大容量のメールボックスに加え、強力なフィルタリングやウィルス対策、ラベルによる振り分けや検索機能を備えたWebメールです。
メールの確認や送信は、PCだけでなくモバイル端末からも行えます。

今回は、POPを利用してOutlookでGmailを使うための設定をご紹介します。


GmailのPOPを有効にするために、まず設定画面の「メール転送とPOP/IMAP」タブを開き、POPダウンロードで「全てのメールでPOPを有効にする」もしくは「今後受信するメールでPOPを有効にする」を選択します。


次に、POPでメールにアクセスする場合の動作を指定します。


設定が完了したら、「変更を保存」ボタンをクリックして設定を保存してください。


続いてOutlookの設定を行います。アカウントの設定画面を開き、以下のように設定してください。

全般タブ


メールアカウント わかりやすいお好きな名前をつけてください
名前 メールの送信者名に表示される名前を入力します
会社名 必要であれば、会社名を入力します
電子メールアドレス Gmailのメールアドレスを入力します
返信アドレス メールを返信してもらうときに、送信したメールアドレスとは違うメールアドレスを指定する場合は入力します


サーバータブ


受信メール(POP3) pop.gmail.com を指定します
送信メール(SMTP) smtp.gmail.com を指定します
アカウント名 Gmailのメールアドレスを入力します
パスワード Gmailアカウントのパスワードを入力します
パスワードを保存する 必要に応じて設定します
セキュリティで保護された
パスワード認証でログオンする
チェックしません
このサーバは認証が必要 チェックします


接続タブ


特に設定する必要はありません。ダイアルアップ接続などの設定が必要な場合は、適宜設定してください。


詳細設定タブ


送信メール(SMTP) 「このサーバはセキュリティで保護された接続(SSL)が必要」にチェックを入れ、ポート番号を 465 に変更します
受信メール(POP3) 「このサーバはセキュリティで保護された接続(SSL)が必要」にチェックを入れます
ポート番号は自動で 995 に変更されます
サーバのタイムアウト 設定の変更が必要な場合は、適宜設定してください
配信 サーバにメールを残す設定です
適宜設定してください


設定が完了したら「OK」ボタンを押し、Outlookの「送受信」ボタンをクリックしてメールが送受信できることを確認してください。